スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『アニメルカ vol.2』目次

『アニメルカ vol.2』
頒布: コミックマーケット78(夏コミ)
日時: 2010年8月15日(3日目)
サークル名:アニメルカ製作委員会(東N-04a)
コミケ特価: 1,000円 (通常1,200円)
(※ 『アニメルカ vol.1』とのセット価格は1,800円)



animercavol2

■目次

【論稿】
第一章 アニメルカの世界 日常 × イメージ
 志津A  日常における遠景――「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む
 あずまみこ  忘却の視線――劇場版『涼宮ハルヒの消失』について
 cineeye  手がイメージを見る

第二章 アニメルカの系譜 作家 × 制作
 安眠枕  『Angel Beats!』に存在しなかった「もう一つの世界」
 tatsu2  P.A.WORKS の挑戦と軌跡、アニメ制作会社として
 グダちん  二〇〇〇年代の創造神、富野由悠季のアニメる力(ちから)

第三章 アニメルカの混交 作品 × 表現
 Italy亜人  アニメーションの第三の意味
          ――『さらい屋 五葉』と『デュラララ!!』の構造分析から読み解く腐女子的想像力の変奏
 神田川雙陽  「成就した学生生活ほど、語るに値しないものはない」
            ――『四畳半神話大系』京都学生生活案内
 WAFL  アニメーションを観る目――人間とキャラクターをめぐって

第四章 アニメルカの拡散 海外 × メディア
 wah  新房昭之の時代――ロリ吸血鬼と色彩美のサーガ
 アレックス・レヴィット  アメリカとテレビアニメの黄金時代――Toonami の歴史
 桐枝ゆーり  視覚表現としてのファンサブ――海外字幕職人の創造力


【座談会】
◆変成するアニメ脚本術 ――映像の見え方からシナリオまで――
 泉信行 × 麻草郁 × みやも × 反=アニメ批評

◆girl’s table talk!* ―ざつだん!―
 カヲリ × ケタ × D

◆アメリカとアニメの10年
 アレックス・レヴィット × 功・ランサム × デヴィッド・カブレラ × wah × EPISODE ZERO


【表紙イラスト】
藤城嘘 × 一輪社

【表紙デザイン協力】
みつご

【挿絵イラスト】
SOE
めり
りえ

【DTPデザイン】
haru

【責任編集】
反=アニメ批評
EPISODE ZERO

『アニメルカ vol.2』がついに完成しました!
注目の表紙は「カオス*ラウンジ」等で大活躍中のアーティスト、藤城嘘さんと一輪社さんによる奇跡のコラボレーション!
本誌のコンテンツも論考十二本、座談会三本、イラスト三本あわせて計166頁という『vol.1』を凌ぐボリュームに仕上がっています。

今回の『vol.2』は、創刊号の姉妹編として同一コンセプトの元に製作され、第一号で紹介しきれなかった新たな論者の方々に論稿を寄稿していただきました。一方、座談会では主に第一号での寄稿者の方々を中心に、その問題意識を引き継ぐ形で補完的な議論を展開していただいています。

では、寄稿者の方々と内容を簡単に紹介いたします(@以下はtwitter id)。




■第一章「アニメルカの世界」は「セカイ系」以後の想像力やイメージの未来を模索する論考三本を掲載。

志津A(@ashizu)さんはブログ「metmorphosis」でアニメ論を展開されているブロガー。今回の論稿は、しばしば「日常系」と称され、半径数メートルの「近景しかない」というレッテルを貼られがちなアニメ作品に、稠密に描かれた奥行きを認める試みです。「「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む」という副題が示唆しているように、この論考は京都アニメーションが仕掛けた壮大な実験の一つの解釈としても読むことができるでしょう。扱われているアニメ作品は、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『かなめも』、『らき☆すた』、『けいおん!』など。

あずまみこ(@azumamiko)さんは今後が期待されるの注目の若手論客。今回寄稿していただいたのは本格的な劇場版『涼宮ハルヒの消失』論です。ゼロ年代の批評の問題意識を継承しつつ、原作ライトノベルと劇場版の極めて重要な差異に注目することで、劇場版『消失』の自己批評性が暴かれていくその手並みは必見!

cineeye(@cineeye)さんは映画に造詣の深い論客。今回の論稿は、十七世紀から二十一世紀にかけての広大な視覚文化史の最先端に「空気系」アニメを位置づける意欲的な試みです。第一号での論考を批判的に検討することによって、「触覚=イメージ」という空気系アニメが体現する新しい視覚の様態が明らかにされます。扱われているアニメ作品は『新世紀エヴァンゲリオン』、『けいおん!』など。


■第二章「アニメルカの系譜」はクリエイターの作家性やアニメ制作会社に焦点をあわせた論考を三本掲載。

安眠枕(@makura)さんはKeyのファンサイトとして有名な「鍵っ子ブログ」の管理人。今回の論考は、ゲームからアニメへと活躍の場を広げた天才・麻枝准と、彼が歴代作品で創造してきた「もう一つの世界」に焦点を合わせ、2010年に放送されて議論を巻き起こした『Angel Beats!』を考察するものです。

tatsu2さんはブログ「subculic」でアニメに関する記事を執筆されているブロガー。今回は、『true tears』や『Angel Beats!』を手がけた制作会社・P.A.WORKS について論じていただきました。その独特な制作体制やスタッフの育成方針から透けて見える課題と将来への可能性が語られます。

グダちん(@nuryouguda)さんはブログ「玖足手帖」を運営されているブロガー、かつ熱烈な富野ファンとして有名な人物です。今回の寄稿いただいたのは大家・富野由悠季論。絶望することなく二〇一〇年代を生き延びるために、私たちは富野由悠季の矛盾と奇跡から目を背けてはならないはず! 扱われる作品は富野アニメが多数。


■第三章はアニメ表現を多彩な切り口で論じた論考を三本掲載。

Italy亜人(@italiajin)さんはブログ「だい亜りー」でアニメやライトノベルに関する記事を執筆されているブロガー。今回の論考「アニメーションの第三の意味」は、『さらい屋 五葉』や『デュラララ!!』といった直近のアニメ作品を記号学的に構造分析することによって、腐女子的想像力を探る試みです。

神田川雙陽(@SUIGADOU)さんは劇団粋雅堂を主催されている劇作家・演出家・作詞家・音響家。今回は元京都在住の演劇人という神田川さん自身の特別な立場から、京都を舞台に劇作家が脚本を担当したアニメ作品『四畳半神話大系』を論じていただきました。

WAFL(@WAFL)さんはブログ「きみにとどけてれぱしー」の管理人。今回、寄稿していただいた論考は、アニメーション作家テックス・エイヴリーと、アニメーションと実写を合成して制作された映画『ロジャー・ラビット』を論じたものです。二次元と三次元、アニメと実写を越境する実験的演出と、そこから見えてくる人間/キャラクターの諸相とは!?


■第四章は北米を中心に海外から寄稿していただいた論稿三本が並びます。

wah(@wah__)さんはアメリカ在住のアニメファン。「Mistake of Youth」(若さゆえの過ち)というウェブサイトでウェブコミックの連載やブログの執筆などを精力的に行なっている方です。今回の論考は、おそらく海外アニメファンの手によって書かれた本邦初の新房昭之論とでも言うべき文章であり、新房×シャフトアニメが海外でどう評価されているのかを伝える貴重な証言としても読める内容です。

アレックス・レヴィット(@alexleavitt)さんはMITとMicrosoft Reserchでメディアや日本のポピュラー文化を研究している新進気鋭の研究者。ウェブサイトはDEPARTMENT OF ALCHEMY。今回の論稿では、アメリカのカートゥーン・ネットワーク内に開設されたToonamiというアニメ放送枠の重要性を論じていただきました。テレビアニメに注目することによってアメリカにおける日本アニメの栄枯盛衰の歴史が紐解かれます。

桐枝ゆーり(@yuurik)さんはバンクーバー在住の日本人で、ブログ「ごういんまいうぇいさぶかるちゃー」で海外のイベントレポートなどを執筆されている方です。今回は、海外でのアニメ受容を語る上で避けて通ることのできないファンサブの視覚表現について論じていただきました。日本語や日本文化が翻訳される過程で見えてくる、言葉・技術・表現に関する興味深いレポートに仕上がっています。



座談会はそれぞれの議論のつながりを重視して、各章の間に掲載されています。

■変成するアニメ脚本術 ――映像の見え方からシナリオまで――
泉信行(@izumino)さん、麻草郁(@asakusan)さん、みやも(@miyamo_7)さんらによる座談会では、第一号での泉信行さんの論考「あなたが観察者の椅子に座ること」の再検討から出発し、アニメの図像論、そして今後のアニメ脚本術のあり方にまで議論が及びます。取り上げられるのは『サマーウォーズ』、『ハートキャッチプリキュア!』、『Angel Beats!』、『けいおん!!』、『デュラララ!!』、『刀語』、『マイマイ新子と千年の魔法』等々、直近のアニメ作品が縦横無尽に論じられます。

■girl’s table talk!* ―ざつだん!―
カヲリ(@dodododak)さん、ケタ(@keta_chop)さん、Dさんによる腐女子座談会は、腐女子の素朴な実感や疑問といった貴重な生の声が語られる一方、来たるべき女性向け批評同人誌への助走ともなる内容です。末尾に掲載された「実感にもとづく腐女子用語集」も必見!

■アメリカとアニメの10年
アメリカ在住の海外寄稿者を中心とした座談会では、アメリカにおけるゼロ年代のアニメ受容が総括されます。アレックスさんとwahさんは今号の寄稿者、デヴィッド(@sasuraiger)さんは第一号の寄稿者、功(@kransomwastaken)さんは次号の寄稿者候補です。「過去10年のアメリカではどのようなアニメが評価されたのか?」「萌えはどのように受容されたのか?」「北米市場の現状は?」「今後、アメリカのファンが見たいアニメとは?」など素朴な疑問に答えていただきました。



前号に引き続き「CRITICALOID・アニメルカ」のイメージイラストが本号を彩ります。表紙イラストは「カオス* ラウンジ」の中心的アーティストである藤城嘘(@lie_)さんと一輪社(@ichirin_tokoro)さんによるコラボレーション。またその表紙と扉絵のデザインには、第一号の表紙を描いてくださったみつご(@mitsugo)さんが協力してくださっています。挿絵イラストには、SOE(@meosoe)さん、めり(@davidsbundler)さん、りえ(@GEGEMAYUGE)さんによる独自のイメージが並びます。

また、今号ではDTPデザイナーとしてharuさんに協力していただきました。

なお、今号の責任編集は『vol.1』に引き続き反=アニメ批評(@ill_critique)とEPISODE ZERO(@ep_zero)が務めました。

また当日は品切れ中だった『アニメルカ vol.1』のほうも再販いたします。合わせてお得なセット販売も行ないますので、まだお持ちでないという方は是非ご利用ください。第一号の目次はコチラ

ただこの第二号に関しては、編集側の不備もあり、夏コミでは十分な部数を用意することができませんでした。前回の文フリの際もそうでしたが、早期売り切れとなってしまった際にはご容赦くださいませ。またその分、8月末~9月頭には通販や委託を開始したいと考えておりますので、そちらもご利用ください。

ではでは夏コミでお会いしましょう!


■お問い合わせ
反=アニメ批評  critique.ill@gmail.com

テーマ : 同人活動日記
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

merca

Author:merca
カルチャー批評ZINE『Merca』(アニメルカ×マンガルカ×ジャズメルカ――)の最新情報をお届けします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。