【文フリ・コミティア】『アニメルカ vol.5』『マンガルカ vol.1.1』告知/『アニメルカ』原稿募集【夏コミ】

5月5日「コミティア1005月6日「第十四回文学フリマ」で、新刊『アニメルカ vol.5』および、改訂版『マンガルカ vol.1.1』を頒布いたします。

コミティア100
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)
日時:2012年5月5日(土)11:00~16:00
ブース:アニメルカ製作委員会
ブース番号:の-16b


第十四回文学フリマ
会場:東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
日時:2012年5月6日(日)11:00~16:00
スペース名:アニメルカ製作委員会
スペース番号:オ-05(2F)
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新刊・改訂版のほか、バックナンバー(『アニメルカ vol.1~4』『背景から考える』『エロ年代の想像力』『反=アニメ批評 2011summer』)も若干数持っていきます。いずれも今後は重版の予定もなく、委託もほとんどの店舗で品切れ状態なためこの機会にぜひ。




『アニメルカ vol.5』
特集:『化物語』『偽物語』(新房昭之×シャフト、西尾維新)

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【インタビュー】
ウエダハジメの地獄のアニメ観光
ウエダハジメ
(構成:高瀬司)


【批評】
『化物語』の文・体
村上裕一

『めだかボックス』に「完成」はない――継承のビルドゥングスロマンについて
杉田悠

アニメの線を描くということ――虚構の描線と化けるディティール
泉信行

「物語」を信じるためのレッスン
土居伸彰

戦場ヶ原ひたぎは皮を剥ぐ――怪話劇 沈黙 怪異譚
田中のど


【コラム】
化物・偽物・本物のカットつなぎ
平川哲生

『化物語』の異空間設計
今野裕一

諸星あたるの直系は阿良々木暦で間違いないのだった
吉田アミ

リズムに乗って妄想へダイブ!
ケタ

『化物語』はどこからきてどこへ行くのか
平和

ニュースサイト管理人から見た『化物語』ブームの動向
かーず

外国人と日本人の異なる世界観
toqmitz

ポップスの符合性
さやわか

歌にすれば消えない関係――「恋愛サーキュレーション」について
成上友織

お前達は、ニセモノである――シャフトのキャラソンと、ニセモノの音楽とアニメにまつわる話
HTC*


【レビュー】
『月詠–MOON PHASE–』
『ぱにぽにだっしゅ!』
『魔法先生ネギま!』シリーズ
『ひだまりスケッチ』シリーズ
『さよなら絶望先生』シリーズ
『ef』シリーズ
『まりあ†ほりっく』シリーズ
『夏のあらし!』シリーズ
『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』
『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズ
『それでも町は廻っている』
『魔法少女まどか☆マギカ』
『電波女と青春男』
『かってに改蔵』
あずまみこ、杉田悠、田中のど、bono、峰尾俊彦、ya_shi、高瀬司


【イラスト・マンガ】
ナマエミョウジ
hanger7
HTC*
ふみふみこ
mot


【表紙】
ウエダハジメ

【デザイン】
五十嵐哲夫


【編集長】
高瀬司





アニメルカ特別号
『マンガルカ vol.1』

マンガルカ vol.1.1 表紙イメージ




【インタビュー】
西島大介のひらめき☆マンガ学校 三学期0.00000000日目
西島大介×さやわか

【インタビュー】
夏目房之介のマンガルカ夜話
夏目房之介


【論考】
人気漫画から学ぶ「漫画のうまさ」と「漫画とは何か」――『HUNTERXHUNTER』の技巧と『ハチワンダイバー』の挑戦
泉信行

脱理の展開――『HUNTERxHUNTER』論序説
村上裕一

「ロマンティシズムの箱庭」を超えて――中村明日美子『Jの総て』論
坂上秋成


【インタビュー】
『ゆゆ式』式
三上小又


【論考】
マンガと出会うことの〈現在〉
やごさん

幻想郷の見る夢――「マンガ」としての東方Project
峰尾俊彦


【対談】
La Seconde Histoire――フランスとマンガの諸事情をめぐって 
toqmitz×mt-i


【レビュー】
吉田アミ 『想いの欠片』/『カストラチュラ』
たまごまご 『花もて語れ』/『CYNTHIA_THE_MISSION』
かーず 『この彼女はフィクションです。』/『危険がウォーキング』
GOLGO31 『GIANT KILLING』/『ニューヨーク・ニューヨーク』
Revin 『ハチワンダイバー』/『えの素』
けーた 『忘却のクレイドル』
後藤檀 『平成生まれ』
もんすん 『ぼくラはミンナ生きテイル!』/『脳内ポイズンベリー』
真悠信彦 『O/A』
渡辺寂 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア BEYOND THE TIME』
ケタ 『学園ベビーシッターズ』/『封神演義』
田中のど 『水域』/『純情パイン』


【マンガ】
ふみふみこ
mot
ナマエミョウジ


【表紙】
西島大介×ふみふみこ

【デザイン】
戸塚泰雄(nu)


【責任編集】
高瀬司







また、昨年夏にアニメルカ×エロ年代の想像力SPECIAL『反=アニメ批評 2011summer』という増刊号小冊子を刊行いたしましたが、引き続き今年2012年も製作を検討しております。
といっても、まだ企画等もこれからという状態なのですが、原稿の公募は行う予定です。
以下が募集要項となります。

『反=アニメ批評 2012summer』(『アニメルカ』別冊企画)
発行日:2012年8月12日(コミケ三日目)

原稿募集要項
テーマ:特になし(優遇テーマは注記へ)。
形式:問いません。批評・エッセイ・座談会・小説・マンガ・イラスト等々なんでも可。
字数(文字原稿の場合):4000~10000字(目安)。
締切:7月8日(日)24時厳守。1000字以内の梗概も添えてください。
画像:アニメ画像の使用は引用の範囲内で。自作図歓迎。全年齢対象。
問い合わせ:直接メールください(critique.ill★gmail.com)。

※優遇テーマ1:2012年新作アニメ
※優遇テーマ2:シャフト制作アニメ
※優遇テーマ3:18禁エロアニメ
※小企画も募集中です。
※ご応募いただいたかたへは、審査を行った後、掲載の可否にかかわらずご連絡いたします。
※昨年同様、『アニメルカ』本誌と比べ気楽に制作する本ですが必要最低限の編集は行います。
※そのため掲載をお願いする原稿には、最低限の改稿をお願いする予定です。
※夏コミに落選した場合は、発行を延期する可能性があります。



ご応募お待ちしております。

『アニメルカ vol.4』書店委託・通信販売開始+序文

第十二回文学フリマで完売していた『アニメルカ vol.4』のほう、校正およびデザイン修正を施した改訂第二版の増刷が完了し、書店委託・通信販売が開始されました。

COMIC ZIN(新宿店・秋葉原店)

メロンブックス

■ジュンク堂書店 新宿店8Fミニコミコーナー/池袋本店B1コミック売場

タコシェ(中野)

まんだらけ

(2011年7月26日時点)



あわせまして、初版時にはページ数の都合で掲載できなかった序文、およびクロスレビュー残り8本(+2本)を、8月中にオフィシャルサイトのほうで補完掲載いたします。そちらも是非ご覧くださいませ。

夏コミ新刊「アニメルカ×エロ年代の想像力 SPECIAL」のほうも、順次情報を公開できればと思います。

コミックマーケット80(三日目)
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)
日時:2011年8月14日(日)10:00~16:00
サークル名:アニメルカ製作委員会
ブース:東地区P-02a




■お問い合わせ
反=アニメ批評(@ill_critique): critique.ill@gmail.com




『アニメルカ vol.4』
改訂第二版 7月18日発行

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『アニメルカ vol.4』

特集:岡田麿里とアニメの物語論



【巻頭インタビュー】
岡田麿里 インタビュー


【クロスレビュー】
岡田麿里作品 クロスレビュー
石岡良治、サカモト、しねあい、杉田u、喉、bono、反=アニメ批評


【論考】
ノスタルジーの文法――岡田麿里が描く自然
村上裕一

あらかじめ運命を定められた子供たち――『とらドラ!』の歴史=物語をめぐって
しねあい

本当の『フラクタル』の話をしよう。
杉田u

身体が声を呼ぶ――アニメ『放浪息子』と、ある願いへの応答



【対談】
脚本の物語、演出の物語、希望の物語
平川哲生 × 反=アニメ批評

アニメルカ白熱教室――トランスメディアな物語論へ向けて
石岡良治 × 反=アニメ批評


【論考】
魔法少女アニメの過去と未来――『魔法少女まどか☆マギカ』が描けなかった少女たち
泉信行

まぼろしの怒り
麻草郁


【座談会】
背景から考える(中編)――移動・記憶・アフターザクェイク
みやじ・はるを・よしたか × tricken × 反=アニメ批評

【論考】
声と死と
米原将磨

【座談会】
フランスにおけるアニメ・漫画・ファンダムの歴史=物語
Axel Terizaki、Enthousiaste、nyoronyolo、Pazu、Tetho、mt-i


【表紙】
梅沢和木

【アニメルカイラスト】
斉藤新人
しまこ
Sedeto
手折
mossko


【責任編集】
反=アニメ批評




◆『アニメルカ vol.4』 序
反=アニメ批評



 『アニメルカ』という一風変わったタイトルには、本誌のコンセプトが集約されている。

  ■世界中に遍在するアニメ語りを統合したアニメ批評擬人化キャラ「CRITICALOID・アニメルカ」
  ■アニメファンの宿す力を意味する「アニメる力ちから」
  ■アニメ批評界の新たな地図としての「アニメルカトル図法」
  ■アニメを観る時の合言葉「アニメるか~」
  ■日本と海外の言説をつなぐハブとしての「animerca( ≒ america)」

 誌名決定までの奇妙な経緯は、『アニメルカ vol.1』巻末に座談会形式でまとめてある。そちらを参照されたい。


 『アニメルカ』創刊号および第二号では、アニメをめぐる言説が秘めた潜在的多様性と豊穣さを可視化するため、雑多な語りをカタログ的に並置して提示した。同一コンセプトのもと編まれたそれらは、いわば姉妹編として存在している。同様に、この『アニメルカ vol.4』も『アニメルカ vol.3』の姉妹編でもある。事実、今号の特集テーマは、前号における特集「アニメ表現論」と対置させる形で設定されている。


 『アニメルカ vol.4』の特集タイトルは「岡田麿里とアニメの物語論(ナラトロジー)」である。

 
 以下、序文という名の取扱説明書として、各コンテンツとその寄稿者を簡単に紹介する。

脚本家・岡田麿里 インタビュー
 アニメの物語をつかさどる存在である脚本家。今号の巻頭を飾るのは、いま最も活躍されていると紹介して異論はないだろう、現代を代表する気鋭の脚本家・岡田麿里さんへのインタビュー記事。ここでは、過去の取材記事を土台に、そこからより踏み込んだ質問をぶつけることで、岡田麿里さん独自の物語観や脚本術を浮かび上がらせる。また同時に、生理や射精、ニワトリ等、これまで他の媒体では触れられてこなかったモチーフに切り込むことで、岡田麿里さんの新たな一面にスポットを当てる。

岡田麿里作品クロスレビュー
 インタビューに続くは、岡田麿里参加作品のクロスレビュー企画。岡田麿里さんがシリーズ構成・脚本参加された中から、代表的な作品を中心に二十作品(Web公開版も含む)、それぞれ三名の論者によるレビューを並置することで、作品が秘めた多様な読解可能性を提示する。レビュー参加者は、石岡良治さん、サカモトさん、しねあいさん、杉田uさん、喉さん、bonoさん、反=アニメ批評。
☆クロスレビュー対象作品(18作品+2作品)
『おとぎストーリー 天使のしっぽ』
『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』
『シムーン』
『砂沙美☆魔法少女クラブ』シリーズ
『RED GARDEN』/『デッドガールズ』
『護くんに女神の祝福を!』
『こどものじかん』
『スケッチブック ~full color's~』
『シナモン the Movie』
『true tears』
『ヴァンパイア騎士』シリーズ
『とらドラ!』
『黒執事』シリーズ
『CANAAN』
『戦う司書 The Book of Bantorra』
『おとめ妖怪 ざくろ』
『フラクタル』
『放浪息子』
(+『GOSICK』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)


◆ノスタルジーの文法――岡田麿里が描く自然
 岡田麿里作品をめぐる論考パートの筆頭は、単著『ゴーストの条件』の刊行も間近に控えた批評家・村上裕一さん。『シムーン』『true tears』『とらドラ!』『放浪息子』、そして現在絶賛放映中の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』まで、その代表作を一巡しながら、岡田麿里作品に描かれる死や生=性、自然、そしてノスタルジーを論じる、本格的かつあまりに決定的すぎる岡田麿里論。

あらかじめ運命を定められた子供たち――『とらドラ!』の歴史=物語をめぐって
 ミクスチャーマガジン『BLACK PAST』編集の一人でもあるしねあいさんが論じるのは人気作『とらドラ!』。ここでは主役五人の中でも特に川嶋亜美の特殊な立ち位置に注視しながら、天使/元天使、メタプレイヤー/プレイヤー、ポストモダン/モダンといった対比を軸に、「運命」の認識が問い直される。

本当の『フラクタル』の話をしよう。
 文芸批評を中心としたブログ「ばべのれ」の管理人で、『エロ年代の想像力』主要メンバーでもある杉田uさんが挑むのは、悪い意味で話題を呼んだ『フラクタル』という大問題作。ここでは作品評価とは独立に、監督の山本寛さん、原案の東浩紀さん、そして脚本の岡田麿里さん、それぞれの役割や来歴を精緻に分析していくことで、その可能性の中心を探り出す。

身体が声を呼ぶ――アニメ『放浪息子』と、ある願いへの応答
 喉さんが取り組むのは、この論考がなければ決して語られることがなかったであろう、決定的に新しく独創的な『放浪息子』論。批評的概念はもとより、アニメ批評では見慣れない心理学・精神分析の語彙を巧みに操作しながら問われていくのは、身体と声をめぐるキャラクターの成長と物語。


 続いてアニメの物語をめぐる対談が二本。

脚本の物語、演出の物語、希望の物語
 はじめに展開されるのは、演出家・アニメーターであり、アニメ『川の光』の監督としても著名な平川哲生さんが語る、「演出家」という視点からみたアニメの物語論。平川さんが参加された『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『世紀末オカルト学院』『電波女と青春男』、そして原恵一監督作品『カラフル』、細田守監督作品『サマーウォーズ』等を具体例として取り扱いながら、脚本家と制作現場の関係からはじまり、アニメにおける脚本の役割、アニメと映画との対比、演出が描き出す物語、批評と実作、震災以後のアニメ等々が、アニメ制作者からの貴重な証言として紐解かれていく。

アニメルカ白熱教室――トランスメディアな物語論へ向けて
 二本目の対談では、表象文化論を専門とされ、最近ではニコ生PLANETSやサイゾーでもアニメ論にたずさわれている、批評家・石岡良治さんをお招きし、「批評家」という視点からみたアニメの物語論を展開する。物語論の歴史的な系譜や、ニコニコ動画等にも見つかる身近にある批評行為をすくいあげながら向かう先は、フォーマリズムとも反映論とも異なるトランスメディアな物語論。後半は各論として、魔法少女アニメ、女性向けアニメ、日常系アニメといった個別ジャンルの物語論が総括される。


 あわせて、岡田麿里から離れた物語論一般をめぐる論考も掲載。

魔法少女アニメの過去と未来――『魔法少女まどか☆マギカ』が描けなかった少女たち
 気鋭の若手漫画研究家である泉信行さんがまとめあげたのは、人気作『魔法少女まどか☆マギカ』を起点に、そこから逆照射される魔法少女の歴史=物語。ここでは日本における魔女っ子/魔法少女の起源から、一大ジャンルを形成した魔法少女アニメという物語の歴史を体系付ける長大な力作が綴られていく。一〇〇作品あまりを網羅した魔法少女アニメ年表も必見。

まぼろしの怒り
 脚本家・演出家であり、マンガ・アニメライターも務める麻草郁さんからは、商業誌には絶対に掲載できない「原作レイプ」という過激な問題を論じていただいた。トランスメディアという、アニメの物語を考えるうえで欠かせない困難をめぐる、演出家という視点から綴られた繊細なテクスト。


 最後に、連載企画や新人の論考が特集外コンテンツとして並ぶ。

背景から考える(中編)――移動・記憶・アフターザクェイク
 まずはじめは、同人TRPGデザイナーみやじ・はるを・よしたかさん、そして社会学院生でありゲーム批評も行っているtricken さんをお招きし行われた、アニメにおける背景表現を論じる座談会シリーズ「背景から考える」中編。前編でまとめられた基礎的視点を踏まえたうえで、この中編では個別の作家論・作品論を展開する。中心的に取り上げられるのは、新海誠に新房昭之×シャフト、『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの消失』『崖の上のポニョ』、そして追加収録された震災以後の背景表現。

声と死と
 『アニメルカ』初登場の米原将磨さんは、未だ現役高校生という気鋭の論客。現代思想を縦横無尽に援用しながら綴られるは、九十五年に放映開始された『新世紀エヴァンゲリオン』とほぼ同年代生まれの論者による、かつてない新世代の『エヴァ』論。

フランスにおけるアニメ・漫画・ファンダムの歴史=物語
 今号における『アニメルカ』恒例の海外企画は、これまでの英語圏を離れ、生の情報に接しづらいフランスからお届けするマンガ・アニメ・ファンダムをめぐる座談会。日本はもちろん、英語圏ともまた大きく異なるフランスのアニメ事情を、現地在住の六人のフランス人たちが赤裸々に語り明かす。取り上げられるテーマは、ネット文化とアニメ、フランスにおけるアニメ・マンガ受容の歴史、アニメイベント、萌えとセクシャリティ、フランスにおけるアニメ批評等々。


 また今号も、「CRITICALOID・アニメルカ」のイメージイラストが誌面を彩る。表紙および扉絵は、カオス* ラウンジの中心的アーティストである美術家・梅沢和木さんがコラージュする大胆なアニメルカ像。モノクロ作品では、『思想地図β』友の会会報『しそちず! #1』にもイラストが掲載されている手折さん、批評同人誌『ワールズエンド・ガーディアンズ』も話題を呼んだ斉藤新人さん、『アニメルカ』オフィシャルサイトの制作者であるWebデザイナー・mosskoさん、『アニメルカ vol.2』に『涼宮ハルヒの消失』論を寄稿いただいたあずまみこさんの妹の女子高生・しまこさん、そしてフランス人女子大生・Sedetoさんに、それぞれの作風を踏まえた独自のアニメルカをデザインしていただいた。


 なお本誌の責任編集も、これまで同様、反=アニメ批評が務めた。今号はひとつの節目となるこれまでの総決算でもあったが、次号以降の更なる進展のため、忌憚なきご意見をいただければ幸いである。

『アニメルカ vol.4』完売御礼

6月12日の第十二回文学フリマで頒布した『アニメルカ vol.4』のほう、お陰さまで完売することが出来ました。
ご購入いただきましたみなさま、ありがとうございました。
またお越しいただいたにも関わらずお渡しできなかったみなさま、大変ご迷惑をおかけいたしました。
現在、7月上旬を目処に増刷・委託の準備を進めておりますので、そちらのほうもよろしくお願いいたします。


また今後の予定といたしましては、夏コミへの参加も決定いたしました。

コミックマーケット80(三日目)
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)
日時:2011年8月14日(日)10:00~16:00
サークル名:アニメルカ製作委員会
ブース:東地区P-02a




あわせまして、夏コミではせっかくのお祭りですので、(『アニメルカ vol.5』はだいぶ先の刊行となりますが)新刊のほうを、ちょっとした小冊子として発行したいと考えています。
と言っても、未だ寄稿者や企画等、ほぼ未決定の状態なため、簡単な公募も行います。
以下が募集要項となります。

「タイトル未定」(アニメルカ × エロ年代の想像力 SPECIAL)
発行日:2011年8月14日

原稿募集要項
字数:4000~10000字(目安)
テーマ:特になし
形式:問いません。論考・エッセイ・座談会・小説・マンガ等々なんでも
締切:7月18日24時(この時間で完全に打ち切ります)
    また応募いただける方は、7月10日までに一度エントリのほうお願いします(アブストがあるとなお助かります)
画像:キャプチャは引用の範囲内で。自作図歓迎。全年齢対象
詳細:直接メールください(critique.illあっとまーくgmail.com)

※企画やイラスト、1,2ページのちょっとした記事も募集中です。
※エロアニメ批評や珍しい企画優遇。
※また掲載記事は10本程度を予定しているため、それを超えた場合は、こちらでバランスを調整しお断りさせていただく場合があります。ご了承ください。
※『アニメルカ』とは違う、気軽な本にする予定ですが、最低限の編集はやります(『エロ年代の想像力』を参照)。



興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ご応募のほう、お待ちしております!

『アニメルカ vol.2』目次

『アニメルカ vol.2』
頒布: コミックマーケット78(夏コミ)
日時: 2010年8月15日(3日目)
サークル名:アニメルカ製作委員会(東N-04a)
コミケ特価: 1,000円 (通常1,200円)
(※ 『アニメルカ vol.1』とのセット価格は1,800円)



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■目次

【論稿】
第一章 アニメルカの世界 日常 × イメージ
 志津A  日常における遠景――「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む
 あずまみこ  忘却の視線――劇場版『涼宮ハルヒの消失』について
 cineeye  手がイメージを見る

第二章 アニメルカの系譜 作家 × 制作
 安眠枕  『Angel Beats!』に存在しなかった「もう一つの世界」
 tatsu2  P.A.WORKS の挑戦と軌跡、アニメ制作会社として
 グダちん  二〇〇〇年代の創造神、富野由悠季のアニメる力(ちから)

第三章 アニメルカの混交 作品 × 表現
 Italy亜人  アニメーションの第三の意味
          ――『さらい屋 五葉』と『デュラララ!!』の構造分析から読み解く腐女子的想像力の変奏
 神田川雙陽  「成就した学生生活ほど、語るに値しないものはない」
            ――『四畳半神話大系』京都学生生活案内
 WAFL  アニメーションを観る目――人間とキャラクターをめぐって

第四章 アニメルカの拡散 海外 × メディア
 wah  新房昭之の時代――ロリ吸血鬼と色彩美のサーガ
 アレックス・レヴィット  アメリカとテレビアニメの黄金時代――Toonami の歴史
 桐枝ゆーり  視覚表現としてのファンサブ――海外字幕職人の創造力


【座談会】
◆変成するアニメ脚本術 ――映像の見え方からシナリオまで――
 泉信行 × 麻草郁 × みやも × 反=アニメ批評

◆girl’s table talk!* ―ざつだん!―
 カヲリ × ケタ × D

◆アメリカとアニメの10年
 アレックス・レヴィット × 功・ランサム × デヴィッド・カブレラ × wah × EPISODE ZERO


【表紙イラスト】
藤城嘘 × 一輪社

【表紙デザイン協力】
みつご

【挿絵イラスト】
SOE
めり
りえ

【DTPデザイン】
haru

【責任編集】
反=アニメ批評
EPISODE ZERO

『アニメルカ vol.2』がついに完成しました!
注目の表紙は「カオス*ラウンジ」等で大活躍中のアーティスト、藤城嘘さんと一輪社さんによる奇跡のコラボレーション!
本誌のコンテンツも論考十二本、座談会三本、イラスト三本あわせて計166頁という『vol.1』を凌ぐボリュームに仕上がっています。

今回の『vol.2』は、創刊号の姉妹編として同一コンセプトの元に製作され、第一号で紹介しきれなかった新たな論者の方々に論稿を寄稿していただきました。一方、座談会では主に第一号での寄稿者の方々を中心に、その問題意識を引き継ぐ形で補完的な議論を展開していただいています。

では、寄稿者の方々と内容を簡単に紹介いたします(@以下はtwitter id)。




■第一章「アニメルカの世界」は「セカイ系」以後の想像力やイメージの未来を模索する論考三本を掲載。

志津A(@ashizu)さんはブログ「metmorphosis」でアニメ論を展開されているブロガー。今回の論稿は、しばしば「日常系」と称され、半径数メートルの「近景しかない」というレッテルを貼られがちなアニメ作品に、稠密に描かれた奥行きを認める試みです。「「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む」という副題が示唆しているように、この論考は京都アニメーションが仕掛けた壮大な実験の一つの解釈としても読むことができるでしょう。扱われているアニメ作品は、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『かなめも』、『らき☆すた』、『けいおん!』など。

あずまみこ(@azumamiko)さんは今後が期待されるの注目の若手論客。今回寄稿していただいたのは本格的な劇場版『涼宮ハルヒの消失』論です。ゼロ年代の批評の問題意識を継承しつつ、原作ライトノベルと劇場版の極めて重要な差異に注目することで、劇場版『消失』の自己批評性が暴かれていくその手並みは必見!

cineeye(@cineeye)さんは映画に造詣の深い論客。今回の論稿は、十七世紀から二十一世紀にかけての広大な視覚文化史の最先端に「空気系」アニメを位置づける意欲的な試みです。第一号での論考を批判的に検討することによって、「触覚=イメージ」という空気系アニメが体現する新しい視覚の様態が明らかにされます。扱われているアニメ作品は『新世紀エヴァンゲリオン』、『けいおん!』など。


■第二章「アニメルカの系譜」はクリエイターの作家性やアニメ制作会社に焦点をあわせた論考を三本掲載。

安眠枕(@makura)さんはKeyのファンサイトとして有名な「鍵っ子ブログ」の管理人。今回の論考は、ゲームからアニメへと活躍の場を広げた天才・麻枝准と、彼が歴代作品で創造してきた「もう一つの世界」に焦点を合わせ、2010年に放送されて議論を巻き起こした『Angel Beats!』を考察するものです。

tatsu2さんはブログ「subculic」でアニメに関する記事を執筆されているブロガー。今回は、『true tears』や『Angel Beats!』を手がけた制作会社・P.A.WORKS について論じていただきました。その独特な制作体制やスタッフの育成方針から透けて見える課題と将来への可能性が語られます。

グダちん(@nuryouguda)さんはブログ「玖足手帖」を運営されているブロガー、かつ熱烈な富野ファンとして有名な人物です。今回の寄稿いただいたのは大家・富野由悠季論。絶望することなく二〇一〇年代を生き延びるために、私たちは富野由悠季の矛盾と奇跡から目を背けてはならないはず! 扱われる作品は富野アニメが多数。


■第三章はアニメ表現を多彩な切り口で論じた論考を三本掲載。

Italy亜人(@italiajin)さんはブログ「だい亜りー」でアニメやライトノベルに関する記事を執筆されているブロガー。今回の論考「アニメーションの第三の意味」は、『さらい屋 五葉』や『デュラララ!!』といった直近のアニメ作品を記号学的に構造分析することによって、腐女子的想像力を探る試みです。

神田川雙陽(@SUIGADOU)さんは劇団粋雅堂を主催されている劇作家・演出家・作詞家・音響家。今回は元京都在住の演劇人という神田川さん自身の特別な立場から、京都を舞台に劇作家が脚本を担当したアニメ作品『四畳半神話大系』を論じていただきました。

WAFL(@WAFL)さんはブログ「きみにとどけてれぱしー」の管理人。今回、寄稿していただいた論考は、アニメーション作家テックス・エイヴリーと、アニメーションと実写を合成して制作された映画『ロジャー・ラビット』を論じたものです。二次元と三次元、アニメと実写を越境する実験的演出と、そこから見えてくる人間/キャラクターの諸相とは!?


■第四章は北米を中心に海外から寄稿していただいた論稿三本が並びます。

wah(@wah__)さんはアメリカ在住のアニメファン。「Mistake of Youth」(若さゆえの過ち)というウェブサイトでウェブコミックの連載やブログの執筆などを精力的に行なっている方です。今回の論考は、おそらく海外アニメファンの手によって書かれた本邦初の新房昭之論とでも言うべき文章であり、新房×シャフトアニメが海外でどう評価されているのかを伝える貴重な証言としても読める内容です。

アレックス・レヴィット(@alexleavitt)さんはMITとMicrosoft Reserchでメディアや日本のポピュラー文化を研究している新進気鋭の研究者。ウェブサイトはDEPARTMENT OF ALCHEMY。今回の論稿では、アメリカのカートゥーン・ネットワーク内に開設されたToonamiというアニメ放送枠の重要性を論じていただきました。テレビアニメに注目することによってアメリカにおける日本アニメの栄枯盛衰の歴史が紐解かれます。

桐枝ゆーり(@yuurik)さんはバンクーバー在住の日本人で、ブログ「ごういんまいうぇいさぶかるちゃー」で海外のイベントレポートなどを執筆されている方です。今回は、海外でのアニメ受容を語る上で避けて通ることのできないファンサブの視覚表現について論じていただきました。日本語や日本文化が翻訳される過程で見えてくる、言葉・技術・表現に関する興味深いレポートに仕上がっています。



座談会はそれぞれの議論のつながりを重視して、各章の間に掲載されています。

■変成するアニメ脚本術 ――映像の見え方からシナリオまで――
泉信行(@izumino)さん、麻草郁(@asakusan)さん、みやも(@miyamo_7)さんらによる座談会では、第一号での泉信行さんの論考「あなたが観察者の椅子に座ること」の再検討から出発し、アニメの図像論、そして今後のアニメ脚本術のあり方にまで議論が及びます。取り上げられるのは『サマーウォーズ』、『ハートキャッチプリキュア!』、『Angel Beats!』、『けいおん!!』、『デュラララ!!』、『刀語』、『マイマイ新子と千年の魔法』等々、直近のアニメ作品が縦横無尽に論じられます。

■girl’s table talk!* ―ざつだん!―
カヲリ(@dodododak)さん、ケタ(@keta_chop)さん、Dさんによる腐女子座談会は、腐女子の素朴な実感や疑問といった貴重な生の声が語られる一方、来たるべき女性向け批評同人誌への助走ともなる内容です。末尾に掲載された「実感にもとづく腐女子用語集」も必見!

■アメリカとアニメの10年
アメリカ在住の海外寄稿者を中心とした座談会では、アメリカにおけるゼロ年代のアニメ受容が総括されます。アレックスさんとwahさんは今号の寄稿者、デヴィッド(@sasuraiger)さんは第一号の寄稿者、功(@kransomwastaken)さんは次号の寄稿者候補です。「過去10年のアメリカではどのようなアニメが評価されたのか?」「萌えはどのように受容されたのか?」「北米市場の現状は?」「今後、アメリカのファンが見たいアニメとは?」など素朴な疑問に答えていただきました。



前号に引き続き「CRITICALOID・アニメルカ」のイメージイラストが本号を彩ります。表紙イラストは「カオス* ラウンジ」の中心的アーティストである藤城嘘(@lie_)さんと一輪社(@ichirin_tokoro)さんによるコラボレーション。またその表紙と扉絵のデザインには、第一号の表紙を描いてくださったみつご(@mitsugo)さんが協力してくださっています。挿絵イラストには、SOE(@meosoe)さん、めり(@davidsbundler)さん、りえ(@GEGEMAYUGE)さんによる独自のイメージが並びます。

また、今号ではDTPデザイナーとしてharuさんに協力していただきました。

なお、今号の責任編集は『vol.1』に引き続き反=アニメ批評(@ill_critique)とEPISODE ZERO(@ep_zero)が務めました。

また当日は品切れ中だった『アニメルカ vol.1』のほうも再販いたします。合わせてお得なセット販売も行ないますので、まだお持ちでないという方は是非ご利用ください。第一号の目次はコチラ

ただこの第二号に関しては、編集側の不備もあり、夏コミでは十分な部数を用意することができませんでした。前回の文フリの際もそうでしたが、早期売り切れとなってしまった際にはご容赦くださいませ。またその分、8月末~9月頭には通販や委託を開始したいと考えておりますので、そちらもご利用ください。

ではでは夏コミでお会いしましょう!


■お問い合わせ
反=アニメ批評  critique.ill@gmail.com

テーマ : 同人活動日記
ジャンル : アニメ・コミック

『アニメルカ vol.1』完売御礼

報告遅くなりましたが、5月23日に第10回文学フリマで頒布された『アニメルカ Vol.01』のほう、お陰さまで完売することができました!

増刷・通信販売・委託などについては後日アナウンスさせていただきます。
本サイトをチェックして頂ければ幸いです。
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カルチャー批評ZINE『Merca』(アニメルカ×マンガルカ×ジャズメルカ――)の最新情報をお届けします。

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